GeForce Experience で Battlefield 4 を録画
TVTest 「動作を停止しました。」Mpeg2デコーダの問題
Windows 10 で,TVTest 0.9.0 がMPEG-2デコーダの接続中にハングするようになった。
Windows 10 のアップデートで,Microsoft DTV-DVD Video Decoder が無効になったそうだ。
TVTest.exe と同じディレクトリにある,TVTest.ini ファイルを以下のとおり変更で修復した。
Mpeg2Decoder=Microsoft DTV-DVD Video Decoder
↓
Mpeg2Decoder=TVTest DTV Video Decoder
PCには,もともとTVTest DTV Video Decoderを入れていたので,これだけでハングすることは無くなった。
これが入っていない場合は,別途導入する必要がある。
Windows 10 LAN接続が突然切れる Broadcom Netlink Gigabit Ethernet
Windows 10ノートPCをLAN接続して使用していたらリンクが突然切れた。
Windowsアップデートが関係しているのかもしれない。
ドライバは、Broadcom Netlink Gigabit Ethernet k57nd60a.sys
イベントには
Broadcom NetLink (TM) Gigabit Ethernet: The network link is down. Check to make sure the network cable is properly connected.
マイクロソフトコミュニティの質問に、同様の内容があった。
https://goo.gl/i5qE72
回答は、「ドライバの詳細設定 タブのプロパティで "Receive Side Scaling" を探し、選択します。そして、値を Disabled (無効) に設定し OK をクリックします。」とのことだが、別の投稿では、逆に Enabled で解決したとある。
自分の場合も、Receive Side Scaling を Enabled に変更した。
LG ノートパソコン Gram 840g 13.3インチ
Windows 10 Creators Update
4月13日、Windows 10 のダウンロードでアップデートを実行した。
バージョンの確認は、エクスプローラーのファイル・ヘルプ・バージョン情報
2008年から使っているパソコンでも Windows 10 Creators Updateが滞りなく適用できたようだ。
CPU Core 2 Duo 3.0Ghz,チップセット ICH9DH
古いパソコンのWindowsアップデートは、どきどきする。
幸いにも TVTest 0.9.0 の動作、古い地デジチューナーHDUSの動作は問題なかった。
ゲームに、優先的にリソースを割り当てるゲームモードが追加されたそうだ。
FX-AUDIO- FX202A/FX36A ステレオパワーアンプ
FX202A/FX36A は、NFJヤフーショッピング店から6月15日21時発売で、翌朝には在庫切れになっていた。
台数限定の販売で、シルバーが50台、ブラックが60台だったみたいだ。
サイズは非常に小さい。
(スピーカーは、スピーカー工作の基本&実例集 2016年版のエンクロージャ)
ACアダプタが別売なので、出力が DC12V5A のACアダプタを使用した。
プラグは 外径5.5mm 内径2.1mm センタープラス。
これは5Aもある。なぜかこの種のアンプでは、出力電流に余裕のあるものをみんな選んでいるみたいだ。
FX202A/FX36A は、アルミシャーシで小さく軽い。また、税込で2,980円(送料別)と安価だった。
TDA7492PEデジタルアンプICを搭載している。
NFJ(株ノースフラットジャパン)は、ネット販売中心の会社で、中国製品を中心に取り扱っている。
ただし、製造等に直接関与して、品質向上しているらしく、アマゾン等で、他の業者が出品している同様の製品より、割高になっている。
でも、これは安価だった。
余った部品を寄せ集めて急遽作ったのでは と考えている人もいるようだ。
今日の夕方届いたばかりで、CDを聴いているところでは大変満足している。
性能の良し悪しを述べる資格も知識もないので、早く他者の評価を聞いてみたい。
エンクロージャ(スピーカ箱)
スピーカー工作の基本&実例集 2016年版のエンクロージャー工作キットを作成した。
組み立ても塗装も自分で行った。
とても楽しかったので、また別のものを作りたいと思っているところだ。
振り返ってみると、色々反省点がある。
組み立ては、板を木工用ボンドで接着する作業だった。
接着するときは、ギュッと押し付ける(圧着する)ことで大幅に接着強度が上がる。
■実験!木工用ボンドの接着強度は ~ え?接着方法でこんなに差が出るの?
クランプを使うといいが、持ってなかった。
両手を使ってギュッと押したが、果たして十分だったのだろうか。
Stereo 2016年8月号の付録スピーカー用エンクロージャー組み立て
組み立て済のスピーカー箱をヤフオクに出品されている方がいる。
こちらから購入した方が、手間が省けて良かったかもしれない。
塗装では、サンドペーパでの下地作りが、手作業でもあり、大変苦労した。
ホームセンターコーナンのDIYラボで、電動サンダーを無料で貸してくれる。
電動サンダーを使わせてもらうべきだった。
ラッカーサンディングシーラーを塗布したのは正解だった。
乾燥後にやすりがけするので、2度塗りは必要なかったと思う。
アクリルスプレーは、ノズルを近づけ、大量にスプレーした。
液だれする直前程度の厚塗りが必要なので、塗布面を平らに設置することが必要だった。
エンクロージャーの塗装
8cmフルレンジ FOSTEX M800(Stereo 2016年8月号付録)を付け、このスピーカーを2週間使用した。
楽しく工作でき、大きな失敗もなかったので満足しているが、このスピーカーは、手持ちのYAMAHA 2way との比較で、あまり聞きやすくない。
ボーカルが埋もれてしまっている感じがするのと、筒音がある。
また、ネットでもこのスピーカー箱(スピーカー工作の基本&実例集 2016年版)に関して、いい評価が少ない。
開口部を塞いで改善した等あるが、開口部を塞ぐと音に元気が無くなる気がする。
第41回町田オフ会開催報告
第42回町田オフ会開催報告
折角工作したものなので、色々いじくってみたいと思う。
アマゾンのレビューで言及されている2枚の板の除去だが、木工ボンドで接着されている箱の中の板を、箱を壊さずに除去できるだろうか。
スチームクリーナーで、熱しながら水分を加えれば、水溶性の木工用ボンドが軟化するかもしれない。
Stereo 2016年8月号の付録スピーカー用エンクロージャー(スピーカー箱)
Stereo誌付録のFOSTEX M800に合わせてONTOMO MOOK「スピーカー工作の基本&実例集 2016年版」の特別付録エンクロージュア・キット/8cm対応バックロードホーン型のBHキットは、ボーカルの声が小さい、筒音がある等、やや聞きにくい状況だった。
また、ネットでもこのスピーカー(スピーカー工作の基本&実例集 2016年版)に関して、いい評価が少ない。
アマゾンのレビューで言及されているとおり、スロート板の除去を試してみたところ、澄んだ音になったように感じた。
スロート板は、木工用ボンドでしっかり接着しているので、びくともしなかった。
当初は、スチームクリーナーでボンドを加水分解して、除去しようと考えた。
ところがこのMDF材は、水を吸い込み膨張するので、おそらく箱がぼこぼこになってしまう。
結局、のみで削りとった。
MDF材は非常に柔らかいみたいで、のみを軽く叩けば、簡単に削り取ることができた。
実は、MDF材は、加工が容易なのでは と感じた。
次回は、高価なエンクロージャー工作キットを買わないで、自分で板を切断しようと考えている。
Stereo 2016年8月号の付録スピーカー用エンクロージャー
ONTOMO MOOK「スピーカー工作の基本&実例集 2016年版」のバックロードホーンは、日曜日に、スロート板を削りとって、さらに音質が良くなった。
それでも、まだ音が前にで出て来てない感があったので、吸音材を考えてみた。
静音化のため、PCケースの側板に静音シートを貼っていたことを思い出した。
そのシートを剥がしとり、カッターで裁断して、スピーカーユニットの上(天板の下)から背面に貼り付けた。
すると、低音と中高音のバランスが変わり、中高音がより鮮明になった感じがした。
この静音シートについては、このブログにも書いてなかった。
材質は不明だが、フェルト状のもので、厚さは7,8mmある。
PCの静音効果を目的としてるものなので、吸音材だと思う。
PCは25cmの大型ファンで冷却しており、もともと静音のだったため、変化はなかった。
Steam大型セール 大作ゲームからアプリまで大特価
Mafia II フリーライド フリーローム
Mafia IIで自由に街中を探索できるフリーライドについての動画があった。
以下のように、Friends For Life Mod をダウンロードして、解凍したフォルダを所定のフォルダにコピーする。
Friends For Life のダウンロード
解凍したフォルダ cnt_friends_for_life を C:/Program Files (x86)/Steam/steamapps/common/Mafia II/pc/dlcs に保存
Stereo 2016年8月号の付録スピーカー用エンクロージャー工作
スピーカー工作の基本&実例集 2016年版のエンクロージャー工作キット。
完成の記念に,屋外で撮影してみた。
塗装は,ラッカーサンディングシーラーとクリアタイプのアクリルスプレーで,光沢のある薄いあめ色にした。
木目がないMDF材への塗装だ。
あるサイトで「MDF材の塗装はジェル カラーニスが鉄板」とのコメントがあった。
http://roy.naturum.ne.jp/e1624470.html
ジェル カラーニスは乾燥に時間が掛かるので使わなかった。
次の機会に試してみたい。
スピーカーユニット裏の空気室(バックキャビィテイ)に接着していたスレート板の1つを除去し,バックキャビティの天板下と背面及び開口部に吸音材を付けた。
http://royalwin.blog.so-net.ne.jp/2017-06-29
吸音材は,10mm厚位のニードルフェルトがいいようだ。
いかにも左右のスピーカーから音が出ているという感じがしない,「音離れ」のいい自然な音になったと思う。
撮影の後,子供がセンターキャップを押して,凹ませてしまった。
ガムテープを凹みにあて,ボールペンの先で軽く押したあと,素早く引っ張り直したが,少し傷が付いてしまった。
この方法もStereo 2016年8月号に載っていた。
Stereo 2016年8月号の付録スピーカー用エンクロージャー工作
秋月電子で,5cm のツィーターとコンデンサを購入した。
スピーカー8Ω8W
メタライズドポリプロピレンフィルムコンデンサ1μF450V 105
ツィーターは北日本音響製で,フレームの裏側からマグネットまで金属で覆われている。
持っていたプラスチック製スピーカー箱にぴったり装着できた。
スピーカーケーブルのプラス側に,半田付けでコンデンサーを接続し,ホットボンドを付けた。
Stereo 2016年8月号の付録スピーカーのバックロードホーンの横に置いた。
1.0μF のコンデンサは,20kHz 以下をカットするが,かなりキンキン鳴っている。
フルレンジスピーカーのみの状態よりも,高音のキレが良くなった。
ただし,高音が少し出過ぎかもしれない。
CDによっては,ちょうどいい場合もあり,難しいところだ。
ARTA で音響測定
ARTA Software は,無償で試すことができる音響測定用ソフトの中で一番良さそうだ。
Windows 10 に対応しており,今年2月に最新バージョンの 1.9.1 がリリースされている。
USB接続のPC用オーディオインターフェース,Onkyo SE-U55X を持っている。
サウンドカード代わりに以前購入していた。
USBに加え,マイク,ヘッドホン,アナログ入出力,デジタル入出力ができる。
ソニーのボイスレコーダーに付属のコンデンサ・マイクをSE-U55Xに接続した。
(SE-U55Xは,AVCデバイスをドライバーに指定すれば,Windows 10 で使用可)
ARTAのサイトからダウンロードして,Windowsにインストールする。
実行したらマイク入力とスピーカー出力のデバイスを設定/確認する。
Setup→audio devices で input channels, output channels に,マイクとスピーカー,SE-U55X を設定する。
Impボタン選択状態で,信号出力ボタン(赤三角)を押すと,設定画面が表示され,Periodic noise, Sweep, MLSをタブで選べる。
MLSのタブを押して,右下方の Record ボタンを押すと,信号が出力され,すぐにImpulse response グラフが表示される。
結果表示アイコン群の中のFRボタン(信号出力ボタンの3個右)を押すと,周波数特性のグラフが表示される。
一番手前に見えているのがマイクで,SE-U55Xにつながっている。SE-U55XはWindowsタブレットとUSB接続している。
同様のソフト, Myspeaker,WaveSpectra は,WindowsXP時代のソフトだ。
上のグラフは,例のスピーカー工作の基本&実例集 2016年版のエンクロージャー工作キットのバックロードホーンスピーカー(FOSTEX M800)をARTAで測定したもの。
スピーカーにマイクを近接させてみたり,上の写真のように離してみたりと,いろいろ測定してみた。
ARTAは,壁や床の反射波を除去できるそうだが,操作が分からなかった。
YAMAHA NS-5 エッジの張り替え
20数年前に購入したブックシェルフスピーカー YAMAHA NS-5。
ウーハーのエッジが経年劣化で軟化して弾力が無くなり、コイルが擦れてビリビリ雑音が混じるようになったので、ヤフオクでゴム製エッジを購入して、張り替えた。
ヤフオクの購入先が紹介してくれたHow to動画を参照して、同購入先推奨のボンド、セメダイン・スーパーXを使った。
ウーハーユニットの、リング状のプラスチックカバーを外す。
下側に穴があるので,マイナス・ドライバーで少しずづこじ開ける(4か所のホゾ穴に深く差し込まれて固定されている)。
ケーブルを外して、ウーハーユニットを取り外す。
ウーハーのエッジを破って除去した。軟化しているので手で簡単に除去できた。
コーンの裏側に残ったエッジは、筆でアルコールを塗りながら指でこすり落とした。
フレームに厚紙リングが接着されていたが、これもアルコールをしみ込ませて除去した。
フレームにはボンドが残ったので、シンナーで溶かしながら、マイナス・ドライバーやカッターで除去した。
How to動画のとおり、エッジをセットして、先ずはコーンの裏側とエッジを接着した。
エッジをセットした状態で、表面から手でコーンを浮かせ、割りばしの先にスーパーXを少しずつ付けて、エッジの(のり代の)方にをまんべんなく塗り付けた。
それからスーパーX付属のへらを差し込み、コーンの表側から指で押さえて、エッジとコーンを圧着した。
スーパーXは1~2時間で動かなくなり、24時間~48時間で実用強度に達する。
※ 固まるのに時間がかかるボンドなので、1日放置した。
コーンの裏側がきちんと接着されていたので、次にフレームとエッジを接着した。
下の写真のように、指でコーンを軽く垂直に押し下げると、ゴソゴソとコイルが擦れる音と感触があった。エッジを軽く引っ張り、せんたくバサミで固定するとこすれなくなった。
※ コイルがこすれた状態でエッジを固定してしまうと、おそらく鳴らした時に、ビリビリと雑音が混ざることになり、やり直しになる。
せんたくバサミを挟んだ状態で、スーパーXでエッジとフレームを接着した。もう一方は調整不要だった。
指でフレームの裏側とエッジを挟むようにして、圧着する。
高純度のインド産ホワイトマイカ(雲母)を混成した PP コーンなので、半透明で光沢がある。
耐久性も高いようだ。
所有しているスピーカーは、工作キットの ONTOMO BH と、この NS-5 だけのビギナーなので、音質等の評価は難しいが、コイルの擦れ音は完全に無くなった。
スピーカーケーブルの末端処理
バックロードホーンの制作,ヤマハスピーカーのエッジ張り替え,デジタルアンプの購入で,最近は毎日音楽を聴きながら,音質向上のためになにをすべきか,ネットで調べている。
アンプとスピーカー,どの組み合せも,インストルメンタルでは同じように聞こえる。
ただし,ボーカルがあると,YAMAHA Top-ART の組み合わせがいい様に感じる。
人間の声は聞きなれているので,違いが分かりやすいのかもしれない。
スピーカーケーブルの末端処理で音質向上が図れるとの情報があった。
適当な銅線があれば可能で,費用は掛からない。
スピーカーケーブル(撚り線)の末端に銅線(単線)を巻き付けてハンダ付けする。
このスピーカーケーブルは撚り線で,細線の集まりなので柔軟性が高い代わりに,伝送特性は単線より劣るとのことだ。
http://www.aim-ele.co.jp/tech/metal-tech8/
1.2mm の銅単線ケーブルをホームセンターで購入した。
1.2mm の銅線は,単線では割と硬く,手でスピーカーケーブルの末端に3,4回巻き付けるのはかなり大変だった。
電気工事で使われるVVFケーブルの銅線は,単線でも太さが 1.6mm 以上なので,手では難しかった。
HDMIオーディオコンバーター FX-AUDIO- HAC-02J EDIDエミュレーターでハイレゾ出力
FX-AUDIO- HAC-02J はHDMIの音声をRCAのアナログ端子や光/同軸のデジタル端子で出力できる。
本機のみのHDMI接続では,EDIDによって,24bit48kHzまでの出力に制限されるが,ダミープラグタイプのEDIDエミュレーター(※EDID書き換え要)を接続して,24bit192kHzまでのハイレゾの出力ができた。
NFJストア ヤフーショッピング店,【リファービッシュ】FX-AUDIO- HAC-02J HDMIオーディオ コンバーター HDMI音声分離器 高音質DAC&DDC RCA 光 同軸出力
HDMI Display Emulator 仮想コネクタ幻影ディスプレイエミュレーターDDC EDIDエミュレーター、偽エミュレータ(fit Headless 2K @ 60Hz)
HAC-02JのHDMI出力に接続しているのが,EDIDエミュレーター。
Foobar 2000 WASAPIで24bit192kHz Flacを再生。
Windows 10 デバイス HDMI2K(EDIDエミュレーター) のプロパティ。24bit 192kHzまでサポートされている。
EDIDは,液晶モニターとPCの互換性を確保するため,ケーブルを介して送信される256バイト(ベース128バイト)の制御データで,HDMI接続でも使われており,I2C通信で送信する。
一例として,液晶モニターの推奨解像度情報等があるが,オーディオのサポートデータも拡張部(128バイト)に含まれている。
HAC-02Jの商品説明には,「本機は入力、アナログ出力(DAC)デジタル出力(DDC)共に最大24bit192kHzに対応しております」となっているが,HAC-02JのEDIDは,サポートしているサンプルレートが,32/44.1/48KHzだった。
そのため,本機のみのHDMI接続では96/192kHzがWindows/Linuxから出せない。
LG電子の液晶テレビLG 32LF5800を以下のようにつなげると,32LF5800のEDIDがサポートしているため,PCから24bit 192kHzの出力が可能になった。
PC------<HDMI>-------HAC-02J-------<HDMI>-------32LF5800
PCからHDMIで接続している機器のEEPROMにアクセスして,EDIDを書き換えることができる。
HAC-02JのEEPROMは,書き込みエラーにならないのに何故か書き変わらなかった。
液晶モニターはサービスモード切替等,プロテクト解除の操作が必要らしい。HAC-02Jもプロテクトがあるのかもしれない。
そのため,Amazonで上記のダミープラグEDIDエミュレーターを購入した。たぶん以下の製品の模造品だと思う。
https://www.headlessghost.com/
(ちゃんとしたEDIDエミュレーターはもっと高価。http://www.kirikaeki.net/edid/emulator/tmdsedid/)
このEDIDエミュレーターは,EEPROMがプロテクトされてない。96/192kHzサポートを追加するため,Linuxのソフト edid-rw で下記のとおりこのEDIDエミュレーターのEDIDを書き換えた。
(記)
使用したLinuxは,Kali Linux 2017.1 (Debian)
apt-get install python-smbus edid-decode
apt-get install i2c-tools
git clone https://github.com/bulletmark/edid-rw
modprobe i2c-dev
EDIDエミュレーターをPCのHDMIに接続する。
画面が切り替わったらi2cバスの何番にEDIDエミュレータが接続されているか調べる。
i2cdetect –l
cd edid-rw
./edid-rw 0 | edid-decode
./edid-rw 1 | edid-decode
:
自分のPCの場合,No.5 につながっていたので,EDID(バイナリ256バイト)を任意のファイル名で書き出す。
./edid-rw 5 > edidfl2701.bin
バイナリエディタでオーディオサポートデータとチェックサムのみを書き換える。ghex, vi –b,
00,FF,FF,FF,FF,FF,FF,00,19,9F,01,27,00,00,00,00, base 128バイト
03,1B,01,03,80,3E,22,78,EA,1E,C5,AE,4F,34,B1,26,
0E,50,54,2F,CF,00,D1,00,D1,C0,B3,00,A9,C0,95,00,
81,81,81,00,71,40,02,3A,80,18,71,38,2D,40,58,2C,
35,00,E0,0E,11,00,00,1A,E2,68,00,A0,A0,40,2E,60,
30,20,36,00,80,90,21,00,00,1A,56,5E,00,A0,A0,A0,
29,50,30,20,36,00,80,68,21,00,00,1A,00,00,00,FC,
00,48,44,4D,49,32,4B,0A,20,20,20,20,20,20,01,DF,
02,03,3E,70,54,90,05,04,03,02,07,16,01,1F,12,13, extension data 128バイト
14,20,15,11,06,5D,5E,5F,62,23,09,57,07,83,01,00,
00,6D,03,0C,00,10,00,38,3D,20,00,60,01,02,03,67,
D8,5D,C4,01,78,00,00,E3,05,03,01,E2,0F,71,22,6F,
80,A0,70,70,78,80,30,20,46,00,E0,1C,12,00,00,1A,
04,74,00,30,F2,70,5A,80,30,20,46,00,C0,1C,32,00,
00,1A,35,2F,00,A0,A0,A0,29,50,30,20,36,00,80,68,
21,00,00,1A,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,12,
オーディオサポートデータ 0x07 –> 0x57 96/192kHzサポートを追加
extension data(128バイト)のチェックサム 0x62 –> 0x12
Checksum. Sum of all 128 bytes should equal 0 (mod 256).
アップデートしたEDIDファイルでEDIDエミュレーターのEEPROMを書き換える。
./edid-rw –w 5 < edidfl2701upd.bin
オーディオサポートデータの位置は,Windows ソフト Extron EDID Managerで確認することができる。
http://www.extron.com/product/software.aspx?id=edidmanager
チェックサムの計算
cat edidfl2701upd.bin | edid-decode
これで,EDIDエミュレーターに,96/192KHzをサポートするEDIDが保持されるので,ハイレゾ出力が可能になる,
最後に,このEDIDエミュレーターは,何に使うものなのか不思議だった。
ビットコインのマイニングで需要があるみたいだ。
https://www.headlessghost.com/
AVCHDの音声でCD作成
P1000-Eにサブバッフル M800
FOSTEX P1000-E が安く手に入ったので,サブバッフルを介してM800を取り付けてみた。
M800はSTEREO誌2016年8月号付録の8cmフルレンジユニット。
サブバッフルはコイズミ無線の既製品original W083 (φ79)。
開口径79mm,外形寸法:110×110mm,厚さ9mmのMDF材
10cmユニットのP1000Kが付いていたネジ穴に,M3×25mmのネジを差し込み,蝶ナットで固定するようにした。
サブバッフルには,ドリルでユニット取り付け用に2mmの下穴と,サブバッフル固定用のM3ネジを通すための4mmの穴をあけた。
パワーポイントでサブバッフル110mm×110mmの図を作りシミュレーションした。
円は,内側がサブバッフルの開口部径79mm,外側がP1000-Eの開口部径94mm。
点は,ネジ穴の位置で,内側がM800用89mm,外側がP1000K用116mm。
Amazon のスピーカーボックスのランキングでは,P800-Eが1位,P1000-Eが2位となっている。
安価だから売れてるのかもしれないが,中国製でも作りが丁寧でちゃんとしているので,いい製品だと思う。
バフレフのダクトは紙製で内側が黒く塗られている。
サブバッフルを付け外しすれば,8cmと10cmのユニットを取り付けることができる。
この後,サブバッフルを一旦外してラッカーで塗装したので,やや見栄えはよくなった。
また,サブバッフルとエンクロージャーのP1000-Eが密着するよう,サブバッフルの裏側に水性の液体ゴムを塗った。
HDMIダミープラグ HDMIの音声を分離してHi-Res出力
HDMIオーディオコンバーターFX-AUDIO- HAC-02JはHDMIの音声を分離してRCAアナログ端子や光/同軸のデジタル端子に出力できる。
HAC-02JをHDMIでつないだのみでは,最大24bit 48kHz に制限されたが,HDMIダミープラグのEDIDエミュレーターで,24bit 192kHzまでのハイレゾオーディオソースが出力できるようになった。
foobar 2000 では,Output – device でwasapi(event),Output format を24bitにして,ハイレゾオーディオソースを再生している。
ただし,エミュレーターのEDIDのオーディオサポート情報を以下のとおり再編集して,再書き込みしている。
Linuxで動作するプログラム edid-rw を使用して,HDMI接続でEDIDを読み書きできる。
Linuxは,Kali Linux 2017.1 (Debian)
apt-get install python-smbus edid-decode
apt-get install i2c-tools
git clone https://github.com/bulletmark/edid-rw
modprobe i2c-dev
エミュレーター(HDMIダミープラグ)をPCのHDMI出力端子に直接接続する。
約5秒で画面が切り替わるので,i2cバスの何番にエミュレーターが接続されているか調べる。
i2cdetect –l
cd edid-rw
./edid-rw 0 | edid-decode | more
./edid-rw 1 | edid-decode | more
:
/edid-rw 5 | edid-decode | moreExtracted contents:
header: 00 ff ff ff ff ff ff 00
serial number: 19 9f 01 27 00 00 00 00 03 1b
version: 01 03
basic params: 80 3e 22 78 ea
chroma info: 1e c5 ae 4f 34 b1 26 0e 50 54
established: 2f cf 00
standard: d1 00 d1 c0 b3 00 a9 c0 95 00 81 81 81 00 71 40
descriptor 1: 02 3a 80 18 71 38 2d 40 58 2c 35 00 e0 0e 11 00 00 1a
descriptor 2: e2 68 00 a0 a0 40 2e 60 30 20 36 00 80 90 21 00 00 1a
descriptor 3: 56 5e 00 a0 a0 a0 29 50 30 20 36 00 80 68 21 00 00 1a
descriptor 4: 00 00 00 fc 00 48 44 4d 49 32 4b 0a 20 20 20 20 20 20
extensions: 01
checksum: dfManufacturer: FL_ Model 2701 Serial Number 0
Made week 3 of 2017
EDID version: 1.3:
自分のケースでは,5番につながっていたので,エミュレーターのEDIDをバックアップする。
./edid-rw 5 > edid_orig.bin
Windowsを起動して AW EDID Editor で edid_orig.binを編集する。
オーディオサポート情報は,CEA Extension,Audio,
サポートするフォーマットやサンプリング周波数を変更追加する。
更新したEDID情報 edid_upd.bin をLinuxにコピーする。
edid-decodeコマンドで内容を確認する。
edid-decode edid_upd.bin
エミュレーターのEDIDを更新する。
./edid-rw -w 5 < edid_upd.bin
更新内容を確認する。
./edid-rw 5 | edid-decode
EDIDは,256バイトのバイナリで,モニターやオーディオのサポート情報が記録されている。
当初は,EDIDをエディターで直接編集していたが,Windowsのソフト AW EDID EditorやDeltacast E-EDID EditorではGUIで編集できる。
直接EDIDをviのバイナリーモードで編集する場合は,
vi -b edid_upd.bin
:%!xxd -> viで編集 -> :%!xxd -r -> :wq!
オーディオフォーマットのサポートは以下のとおり。
1 = Linear Pulse Code Modulation (LPCM)
2 = AC-3
3 = MPEG1 (Layers 1 and 2)
4 = MP3
5 = MPEG2
6 = AAC
7 = DTS
8 = ATRAC
0, 15: Reserved
9 = One-bit audio aka SACD
10 = DD+
11 = DTS-HD
12 = MLP/Dolby TrueHD
13 = DST Audio
14 = Microsoft WMA Pro
FX-AUDIO- HAC-02Jの DA コンバーター IC は PCM5102A であり,標準オーディオ(PCM)/圧縮オーディオ(AC3・DTS)対応なので,オーディオフォーマットのサポートは以下のとおりとした。
CE audio data (formats supported)
LPCM 2-channel, 16/20/24 bit depths at 32/44/48/88/96/176/192 kHz
LPCM 6-channel, 16/20/24 bit depths at 32/44/48/88/96/176/192 kHz
AC-3 6-channel, 640k max. bit rate at 32/44/48 kHz
DTS 6-channel, 1536k max. bit rate at 44/48 kHz
CE speaker allocation data
Channel configuration.... 5.1
Front left/right......... Yes
Front LFE................ Yes
Front center............. Yes
Rear left/right.......... Yes
Rear center.............. No
Front left/right center.. No
Rear left/right center... No
Rear LFE................. No
foobar 2000 の wasapi(event)で,192kHzまでのハイレゾソースが再生できている。
HDMIダミープラグのエミュレーターはHDMI出力がないので,モニターが接続できない。
同じFUERANの製品で,HDMI出力もできそうなタイプのプラグもある。
FUERAN HDMI拡張表示標識データエミュレーターを通す、ビデオスプリッタ、スイッチとストレッチャーに用いられる